飯田商店
住所:足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
東海道線湯河原駅下車。駅出て左手に進み、
郵便局から信号2つ目を右折。2つめの交差点を左折。
営業時間:11:00〜15:00
木曜定休
系統:端麗系
メニュー:醤油らぁ麺 700円
ニボっちゃん 700円
つけ麺 800円
23/5/28 (10/10) ラーメン
スープの表面にはかなりの厚さの黄色い鶏油が浮き、その下には濃口醤油が佇む。見た目は噂通り69'N ROLL ONEそっくり。鶏油の厚さは維新寄りか?両店とも私好みの店なのでとても期待が高まる。一口飲むとまず表面の鶏油が上質なまろやかなコクを出している。油独特のべっとり感は一切無い。その下は醤油の香ばしさとコク、比内地鶏の出汁の厚みが渾然一体となり、まろやかで、香ばしく、コクがあり・・・といくらでも褒め言葉がでてくるような重厚なスープ。スープの温度は高くないが、それが素材の持ち味が一番発揮される温度であることがよく分かる。これは凄い。麺は平細ストレートでしなやかな腰を持ちつつ表面はツルっとしたもの。エッジもありとても滑らかなのに刺激もある。スープとの一体感もある。具はチャーシュー×2、メンマ、ねぎ。チャーシューは鶏チャーシューはイベリコ豚のバラ。鶏はしっとりとした歯応えの物。バラは脂身が多いがその脂が溶け出すようなもの。このチャーシューに関しては69'Nの方が良いかな?メンマは穂先で柔らかいもの。ねぎは笹切の物と青ネギ。今年最高の一杯かな?
26/3/22 (10/10) つけ麺
前回来た際に注文した「ラーメン」が最高に美味かったため、早い段階で「つけ麺」も食べなければ・・・と思っていたが、今回約3年ぶりの訪問。11時の開店の15分位前に到着するも既に15人程度待っている。11:40頃ようやく席に着くことができた。麺は泡立つほど粘性のある昆布水に浸された状態ででてくる。同じく昆布水に浸される「69’N’ROLL ONE」に比べるとこちらの方が比較にならないほど粘々。まず一緒に提供される塩をつけて麺を食べる事を薦められるのでそれに従って食べてみる。麺自体は細くしなやかで弾力あるものだが、そこにねっとりとした昆布水が絡まっていることで、なんとも優しい啜り心地になる。また昆布水が接着剤的な役割を担っているので、細麺ながら束になった麺が口の中に入ってくる。つけ汁に漬けなくとも麺単体で十分に美味い。つけ汁に浸すと、麺というより昆布水がつけ汁に絡み、麺単体で食べた時の食感がそのままに鶏と醤油の旨味がプラスされた麺が口の中に入ってくる。この感覚、なんというかやたらな表現が出来ないほど凄い。だいだいを絞ってつけ汁に入れるとスッとした締まった味に変化。ぜひまた食べに来たい。